面接をキャンセルするのはNG?面接をキャンセルする際のデメリットも詳しく紹介

就職活動では、就活生が企業との面接日程を調整後にキャンセルするケースがあるでしょう。

中にはやむを得ない事情でキャンセルしなければいけないケースもありますが、面接をキャンセルすることでさまざまなデメリットが伴います。

この記事では、就活生が企業との面接をキャンセルする際のデメリットを踏まえ、キャンセルがやむを得ないケースやキャンセルすべきではないケースについて紹介します。

就職活動を少しでも成功させるために、企業とのキャンセルについて悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

面接をキャンセルする際のデメリットとは?

まずは、就活生が企業との面接をキャンセルする際のデメリットについて紹介します。

選択肢が減る

就活生が企業との面接をキャンセルする際の最大とも言えるデメリットは、選択肢が減ってしまう点です。

就職活動では、就活生が複数の企業の選考を受けて幅広い選択肢の中から入社する企業を決めます。

どの企業が就活生に適しているのかは、実際に入社してからでなければ分かりませんが、入社前の説明会や面接を通して企業の雰囲気や方針を少しずつ把握することで、入社前後でのミスマッチを回避しやすくなります。

しかし、面接を受ける前にキャンセルをしてしまうと、その企業が自身に合っているのか合っていないのかが分からないまま終わってしまい、無条件で選択肢が1つ減ってしまうのです。

キャンセル癖がつく

企業と面接の日程を調整してからキャンセルをするのは、断りにくいと感じる方がほとんどでしょう。しかし、1度面接をキャンセルしてしまうと、面接をキャンセルすることへのハードルが低くなってしまい、2度目、3度目と面接をキャンセルしかねません。

就職活動において面接のキャンセル癖が付いてしまうと、ビジネスマナーやモラルが欠けてしまいやすくなるため、基本的に企業との約束をキャンセルするという考えは無くすことをおすすめします。

面接のキャンセルがやむを得ないケースとは

キャンセル

基本的に就活生が企業の面接をキャンセルするのは避けるべきですが、キャンセルがやむを得ないケースもあります。

主な例は以下の通りです。

体調不良

面接では自身の強みや魅力をアピールするために、ベストなパフォーマンスを出さなければいけません。しかし、体調不良の状態では頭の回転が通常時に比べて回らなくなり、ベストパフォーマンスは出せないでしょう。

また、発熱や咳が出る状態で面接に行ってしまうと、面接官に移してしまう可能性があります。そのため、もし面接の直前や当日に体調不良になった場合は、すぐに企業の採用担当者に連絡しましょう。

公共交通機関の遅れ

面接に向かう際に電車やバスなどの公共交通機関を利用する方も多いでしょう。

公共交通機関は悪天候や人身事故、車内での急病人対応など、さまざまな理由で遅延が発生する可能性があり、時には1時間近く遅れてしまうこともあります。

遅れが発生して面接に間に合わない場合はすぐに企業の採用担当に連絡するべきですが、たとえ公共交通機関の遅延が理由だとしても、面接をキャンセルするのは印象が悪くなりかねません。

そのため、万が一遅延が発生しても間に合うように、余裕を持って面接の会場に向かうようにしましょう。

第1志望の企業から内定をもらった

就職活動は就活生が複数企業の選考を受けて自身が入社したい企業を探しますが、1番入社したい企業から内定を獲得した場合は他の企業の選考を受ける必要はありません。

そのため、たとえ面接の予定が入っていようと、自身が入社したい企業から内定を書くときした場合は、他の企業の面接をキャンセルしてもやむを得ないでしょう。

面接をキャンセルすべきではないケース

就職活動において、面接のキャンセルがやむを得ないケースがあると記述しましたが、キャンセルすべきではないケースもあります。

主な例は以下の通りです。

面接に不安がある

企業の面接を受けるにあたって、少なからず不安を抱えている就活生がほとんどです。

不安が大きければ大きいほど面接に行くことに対して億劫になってしまい、面接に行きたくないと感じる方もいるでしょう。しかし、面接は企業からの内定を獲得するだけではなく、自身が入社したいような企業なのかを判断するための場でもあります。

そのため、不安があるからこそ面接に行って不安を解消すべきであり、不安があるから面接に行かないということは避けるべきでしょう。

悪い口コミを見た

面接へ行く前に企業について調べる際、インターネットで企業についての悪い口コミを目にすることがあるでしょう。

悪い口コミを見ることで企業に対して不信感を感じてしまい、面接に行くことを躊躇してしまいかねません。しかし、どんな企業でも悪い口コミは必ずといっていいほどあり、むしろ悪い口コミが無い企業はほとんどないと言えます。

また、悪い口コミが全て真実とは限らず、何かしらの食い違いで誤った認識をされているケースもあります。

そのため、多少悪い口コミがあったとしても、実際に自分の目で見て肌で感じてから判断するほうがおすすめです。

極力多くの企業の面接を受けて入社企業を決めよう

今回は就職活動において企業の面接をキャンセルするデメリットを踏まえ、キャンセルがやむを得ないケースとキャンセルをしない方が良いケースについて紹介しました。

就職活動は就活生にとって自分の人生を大きく左右するイベントであり、1つでも多くの選択肢の中から自身に合った企業を選ぶのがおすすめです。

そのため、よっぽどの理由がない限りは1つでも多くの企業の面接を受け、自身が本当に入社したい企業を見つけましょう。