【面接対策】集団面接と個人面接の違いや注意点について徹底解説!

就職活動における面接では、一般的な個人面接のほかに、集団で行う集団面接があります。同じ面接とはいえ、個人面接と集団面接ではいくつかの違いがあるため、注意点が異なるのです。

そこで本記事では、集団面接と個人面接の違いをはじめ、注意点について詳しく解説していきます。

集団面接と個人面接の違いとは

同じ面接でも、集団面接と個人面接では以下のような違いがあります。

自分の回答時間が短い

集団面接では、人数が多いからと言って個人面接の時とそこまで所要時間は変わりません。そのため、一人一人の回答時間が短くなってしまうのです。

回答が短いことで、話をまとめて短い言葉で伝えなければいけなくなり、他の就活生の時間も気にしながら話をしていく必要があります。

他の就活生の回答を聞く時間がある

自分以外の就活生も面接官の質問に答えるため、必然的に他の就活生の回答を聞く時間も発生します。
そのため、個人面接ではないような間が生まれてしまい、面接の進み方がぎこちなくなってしまうケースがあるのです。

他の就活生と比較されてしまうことがある

同時に他の就活生も質問に対する回答をすることで、前後の就活生と自分の回答を比べられてしまうことがあります。

もし、前後の就活生の回答が魅力的の場合、自身の回答が劣るように見られるケースもあるため、注意が必要です。

集団面接の注意点とは

つづいては、集団面接における注意点を紹介します、

他の就活生の話を聞いているときも見られている

集団面接では、他の就活生が発言するタイミングがあり、自分に次の質問が回ってくるまで待機をしなければいけません。しかし、実はそのような待機時間も面接官は見ています。

その際は、自身が伝えたいことを的確に伝えられるかだけでなく、他の人の話を真剣に聞いているのかという態度が重要です。そのため、自分の番ではないからといって、あくびや集中を欠くような態度や行動は控えましょう。

回答は簡潔にわかりやすく

集団面接では、1人ごとの回答の時間が短いため、自分の回答はできるだけ簡潔でわかりやすく伝えましょう。

自分の回答の時だけ長時間使ってしまうと、面接官にコミュニケーションスキルを疑われてしまうだけでなく、周りの人のことを考えられない人だと思われかねません

そのため、集団面接だとわかったタイミングから、自身の志望動機やアピールポイントを確認しなおして、簡潔に伝えられるように練習しておきましょう。

自分から他の就活生と比較しない

面接官は、複数人の就活生同士を比較して採用を判断しますが、就活生側が他の就活生と比較するのはNGです。

たとえば、自分が回答する際にあえて直前に話をした就活生を例に挙げてしまうケースがあるでしょう。自分から「前の人と違い」というような発言をすることで、協調性の無さや相手の気持ちを理解できない人と思われてしまうことがあるのです。

他の就活生と回答が被っても気にしない

集団面接の場合、自分が話そうとしていたことを直前に回答した就活生が話してしまうケースが多いです。もし自分が用意していた回答を直前に言われてしまうと、自分が真似をしたみたいに思われないか、面接官にインパクトが与えられないのではないかという点を気にする方もいるでしょう。

しかし、急に用意していた回答とは違う内容を発言し、回答の整合性を保つのは容易ではありません。むしろ、整合性がない回答をしてしまうと、かえって面接官にマイナスなイメージを与えてしまうことがあります

そのため、もし前の人と回答が被ってしまう際は「前の方と似ているのですが」のような言葉を付け加えるようにしましょう。

集団面接でも気にせずいつも通りの自分を表現しよう

今回は、就職活動における面接の中でも集団面接に焦点をあてて詳しく解説しました。

企業に選考方法はそれぞれ異なるため、面接が個人面接なのか集団面接なのかは企業によってさまざまです。集団面接とはいえ、自分の良さを的確にアピールできれば内定を獲得しやすくなるため、周りは気にせずに、自分の良さを伝えることに専念しましょう。