就職活動は複数応募するべき!?複数企業の選考を受けるメリットについて詳しく解説

就職活動では、自身の第1志望である企業に入社するために、履歴書や面接などの選考を受けます。そのため、なかには第1志望の企業だけ選考を受ける方もいるでしょう。

しかし、自身の第1志望の企業以外の選考を受けることで、さまざまなメリットがあります。

そこで本記事では、就職活動の際に複数企業の選考を受けるメリットやポイントについて、詳しく解説します。

就職活動で複数企業の選考を受ける3つのメリットとは

まずは、就職活動の際に複数企業の選考を受けるメリットについて、解説します。

1、自身の選択肢が増える

1つ目のメリットは、自身の選択肢が増える点です。

自身の志望する企業だけの選考を受ける場合、たとえ内定を獲得できたとしても入社できる企業の選択肢は1社だけになってしまいます。

企業によって提供している商品やサービスだけでなく、社風や理念が異なるため、自身に合う企業、合わない企業があるでしょう。その点、複数企業の選考を受けることで選択肢が増やせるため、より自身に合った企業に入社がしやすくなるのです。

2、新しい発見が生まれる

2つ目のメリットは、新しい発見が生まれることがある点です。

就職活動でどの企業に入社するかによって、自身の人生に大きな影響を与えるため、少しでも多くの情報をもとに慎重な判断が必要でしょう。

しかし、1つの企業だけ選考を受ける場合、その企業に関する情報しか得られません。その点、複数企業の選考を受けることで、第1志望の企業や自身では得られなかった情報や発見を得られるようになるのです。

第1希望の企業がNGだった場合にも安心

3つ目のメリットは、第1志望の企業で内定を獲得できなかったケースにも安心できる点です。

就職活動では、1つの企業に対して多くの学生が応募しているため、自身が必ず内定を獲得できるとは限りません。そのため、なかには第1志望の企業で選考に落ちてしまうことがあります。

もし1つの企業しか選考を受けていなかった場合、選考に落ちてしまうと、就職活動に失敗してしまわないか不安に感じてしまうでしょう。

しかし、複数企業の選考を受けておくことで、企業から内定を獲得できなかったときも、他の企業で内定を取るように気持ちの切り替えがしやすくなるのです。

複数企業の選考を受ける際の3つのポイントとは

就職活動では、ただ複数の企業に応募すれば良いというわけではありません。複数企業の選考を受ける際には、以下のようなポイントに気を付けるといいでしょう。

1、同業界で比較する

1つ目のポイントは、同業界の選考を受けて比較するケースです。

同じ業界の企業で似たような商品やサービスを扱っていたとしても、販売方法や業務の内容、企業の風習が異なります。そのため、同じ業界の企業で比較する際は以下のような点を比較してみるといいでしょう。

  • 規模の大きさ
  • 理念や風習
  • 給与や福利厚生などの条件
  • 勤務地の場所
  • 業務内容
  • キャリアアップができる体制が整っているのか

別業界で新しい発見をする

2つ目のポイントは、別業界の選考を受けて新しい発見をするケースです。

就職活動では、事前にある程度業界を決めて企業を選ぶケースが多いでしょう。しかし、もともと自身が志望していた業界以外の企業の選考を受けることで、新たな発見に繋がります。

実際に就職活動を進めていく中で、自身が志望していた業界とは違う企業に入社するケースも少なくありません。もし第1志望の企業とは別業界の企業に応募する際は以下のような点に注意するといいでしょう。

  • 業界の需要や将来性
  • 入社後にどのようなことが学べるのか
  • 自身の業界に対する認識とどのような相違があるのか

このように、もともと自身が志望していなかった業界の場合、業界に関する知識が不足していたり認識の相違が生じていたりします。

そのため、自身が認識している業界のイメージとの擦り合わせも含め、選考を進めながら情報収集をするといいでしょう。

第1志望の企業の面接は最初に受けない

3つ目は、面接を受けるタイミングです。

複数企業の選考を受けるとしても、自身の第1志望の企業に照準を合わせることは変わりません。面接は緊張から思うように話せないことが多いため、離れが必要です。

そのため、複数企業の選考を受ける際は、他の企業の面接を先に何社か受け、ある程度面接慣れをしてから第1志望の面接を受けるといいでしょう。

有意義な就職活動のために複数の企業を見比べよう

今回は、就職活動で複数企業の選考を受ける際のメリットやポイントについて解説しました。

就職活動は、自身の人生を大きく左右するほどの重要なライフイベントであり、慎重かつ適切な判断が必要です。そのため、1つでも多くの企業の選考を受け、幅広い業界や企業の情報をもとに、自身に合った企業を選択するといいでしょう。