こんな就活生は危険!?採用を避けるべき人材の共通点や採用することのリスクを紹介

新卒採用の面接では、就活生が内定を獲得するためにさまざまな質問に対して回答をします。しかし、全ての回答が真意ではなく、他の企業の入社を志望していても「御社に入社したいです」「御社に貢献したいです」と答えることがあるでしょう。
そのため、面接官は就活生の真意を見抜き、自社にとって効果的な採用活動をしなければいけません。
そこで今回は、面接時に就活生の回答の見抜き方について詳しく解説していきます。
面接時では就活生が上辺だけの回答をする時があり、上辺の回答を信じてしまうことで以下のようなデメリットがあります。
1つ目のデメリットは、入社後のミスマッチが起こりやすい点です。
面接の際に本意ではない回答をする就活生を採用しても、企業の理念や方針にマッチしにくく、入社後のミスマッチが起こってしまいます。
入社後のミスマッチが起こると、早期退職に繋がりやすく、採用にまでに要したコストが無駄になりかねません。
2つ目のデメリットは、優秀な人材を見抜けない点です。
面接の際は、どの就活生も面接官から好印象を得るための回答をします。しかし、全ての就活生の回答を信じてしまうと、優秀な人材を見抜けず、効果的な人材採用ができません。
そのため、面接官は上辺だけの回答なのか、本当に優秀な人材なのかを見抜く必要があります。
3つ目のデメリットは、入社意欲が低い人材に内定を出してしまう点です。
本来、内定は入社してくれる人材に出し、新卒社員の人数を増やすことが目的ですが、入社意欲が低い人材に内定を出しても新卒社員として入社する可能性が低いでしょう。
また、入社しない人材に内定をする場合、入社意欲が高くても入社できなかった人材の採用枠が無駄になってしまうため、人材の優秀さだけでなく、入社意欲の高さも見抜かなければいけません。
就活生の上辺だけの回答を見抜くためには、いくつか深ぼるべき質問があります。
主な質問の例は以下の通りです。
志望動機の質の高さによって企業への入社意欲が判断できます。
志望動機で注意すべき点は「どこ企業にも使えるような志望動機を使いまわしているか」「自社だからこその志望動機を使用しているか」という点です。
自社だからこその志望動機を使用している場合、時間をかけて企業についての事前調査をしたうえで試行錯誤しているため、入社意欲が高いといえるでしょう。
これまでに努力してきたことについて質問をすることで、成果や実績だけでなく、その人物がどのような考えや価値観を持っているのかを判断できます。
新卒採用において現段階の能力も必要ですが、将来性を見込み、どのような考え方や価値観を持っているかを深ぼるといいでしょう。
転職の軸を聞くことで自社にマッチしている人材かがわかります。
たとえば、自社がベンチャー企業で従業員にスピード感のある成長を求めている場合、自分のペースでじっくりと成長できる企業を探している就活生ではミスマッチが生まれてしまうでしょう。
そのため、面接時には就活生の軸と企業の軸をすり合わせる必要があるのです。
自己PRは、ただ就活生がどのような性格で強みが何なのかを聞けるだけでなく、自身をどれだけ客観的に分析できる人材かを判断できます。
入社後に長く活躍するためには、自身の長所や短所を見抜き、業務に活かせるような能力や習慣が必要です。
そのため、面接時に自己PRを深ぼっていき、どのような経験や体験からそのようなことが強みと感じたのかをヒアリングしてみるといいでしょう。
今回は、新卒採用における面接の際に、就活生に対して深ぼるべき質問について解説しました。
新卒採用の担当者はただ単に人材を採用するだけではなく、今後の企業の成長や発展に繋がるために優秀な人材や将来性のある人材を採用しなければいけません。
そのためには就活生の回答の真意を探り、本当に自社にとって必要な人材なのかを見極めなければいけないのです。
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