就職活動は高学歴でなければ採用されない?アピールすべきポイントやコツについて紹介

就職活動において企業にアピールしやすいのが学歴であり、高学歴はかなりの武器になります。しかし、中には学歴にコンプレックスを抱えており、学歴のアピールができない就活生もいるでしょう。

この記事では、就活生が学歴以外にアピールすべきポイントや伝え方のコツについて詳しく紹介しています。

就職活動で学歴のアピールがしにくいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

就職活動では学歴がすべて?

従来では高学歴であればあるほど就職活動に有利とされていましたが、昨今においても高学歴の方が印象が良いのは事実です。しかし、決して学歴が全てとは言えず、学歴が低いとされている就活生の方が採用されるケースも少なくありません。

そのため、学歴に自信を持てない就活生でも、適切なアピールができれば希望する会社への入社も可能です。

学歴以外にアピールすべきポイントとは

学歴が全てではないといえど、就活生が自身の強みや能力をアピールしなければいけません。

就活生が学歴以外にアピールすべき主なポイントは以下の通りです。

コミュニケーション能力

社会人として仕事をするうえでは社内・社外問わず、多くの方とやり取りをしなければいけないため、コミュニケーション能力は必要不可欠です。

また、コミュニケーション能力が高い人=話し上手な人だと思われがちですが、話し上手以外にも聞き上手もコミュニケーション能力が高いと言えます。

話すのを不得意と感じている方でも、知人や友人から「相談しやすい」と言われる方は、自身の経験談からコミュニケーション能力をアピールしやすくなるかもしれません。

向上心

就活生が企業に入社してからいち早く戦力になるには、向上心が必要不可欠です。

企業は人材を採用する際には明確に目的を持っており、中途採用では即戦力となる人材を、新卒採用では将来性のある人材を目的としている傾向にあります。

そのため、就活生は企業に対して将来性をアピールすべきであり、入社後にどれだけ成長したいという意欲があるのかをアピールすることで魅力に感じてもらいやすいです。

リーダーシップ

企業は人材採用を通して人員の増員だけでなく、将来的な規模拡大も検討しています。

規模を拡大するにつれてリーダーや管理職などの役職に就く人材が必要になるため、リーダーシップがある人材への期待は大きくなりやすいです。

特に過去にアルバイトやサークル、部活動などで人をまとめるポジションに属していた方は、積極的にアピールすることをおすすめします。

業務処理能力

建設現場や工場などの作業員の仕事は例外ですが、オフィスで仕事をするようなデスクワークの場合、さまざまな業務が混雑するため業務処理能力は欠かせません。

業務処理能力が高い人材は1つ1つの業務効率を重視する傾向にあり、将来的に生産性が高くなりやすいです。たとえ就活生が未経験の業界や分野だとしても、業務処理能力が高くて業務を覚えるスピードが早い人材は魅力に感じてもらいやすいでしょう。

行動力

就活生は社会人としての経験が無いため、入社後に既存社員と比べて最も劣るのは経験値といえます。

日々の業務をこなしているだけでもある程度の経験を積めますが、より早く成長して能力を伸ばすには自ら行動できる行動力が欠かせません。

特に将来を重要視される新卒社員の場合は、何事もがむしゃらに取り組む行動力が必要不可欠です。

ただ、行動力をアピールする時には「計画性が無い人間」や「飽きっぽい」と勘違いをされることもあるため、アピールの仕方には注意しなければいけません。

知的好奇心

知的好奇心とは、ある物事を探究しようという気持ちであり「もっと知りたい」「やってみたい」といった欲求です。

仕事に対して無関心の場合、新たなことを学んだり成長に対しての意欲が低かったりするため、周りのに比べて成長スピードが遅い傾向にあります。

その点、知的好奇心が強い人材は入社後に新しい物事を学ぶことに対して積極的であり、即戦力になりやすいです。

就職活動で自分をアピールする2つのコツとは

就職活動は履歴書やエントリーシート、面接など限られた機会のながで自身の強みを伝えなければいけないため、アピール方法が重要です。

同じ強みをアピールする場合でも、伝え方1つで採用に繋がるか不採用になる可能性もあります。

自身のアピール方法に迷っている方は、以下のようなポイントを押さえてください。

数字を用いて実績をアピールする

1つ目のコツは、数字を用いたアピールです。

例として以下の2つの分を比べてください。

<例文A>

「私は高校時代に野球部に所属しており、レギュラーメンバーとして好成績を修めました」

<例文B>

「私は高校時代に野球部に所属しており、レギュラーメンバーとして県大会で2位の成績を修めました」

上記の例文Bのように数字を交えて説明した方が、聞き手としてはイメージが付きやすくなります。

就職活動においても同様であり、自身をアピールする際にはただ伝えるだけでなく、採用担当者がイメージしやすいように伝えなければいけません。

体験談を踏まえてアピールする

2つ目は、自身の体験談を踏まえてのアピールです。

自身の強みをただ言葉で伝えるだけでは、採用担当者はイメージがしにくく、適切なアピールができません。

より採用担当者がイメージしやすくするためには、自身の体験談を踏まえて話すことをおすすめします。

また、体験談に数字を踏まえることで、より効果的なアピールが可能となるでしょう。

適切にアピールして内定を勝ち取ろう

今回は、就職活動における学歴について、学歴以外にアピールできるポイントやおすすめのアピール方法を紹介しました。

学歴は高ければ高いほど企業の採用担当者から魅力に感じてもらいやすいため、高いに越したことはありません。しかし、学歴が高ければ良いというわけではなく、むしろ学歴が低いとされる方の方が魅力に感じてもらいやすいこともあります。

就活生の皆さんはしっかりと自身の強みや弱みを理解し、自身でできる最大限のアピールをして、自身が希望する企業からの内定を勝ち取りましょう。