会社説明会は来社とオンラインどっちで参加すべき?それぞれのメリット・デメリットを紹介

就職活動において、求人に掲載されている情報だけでは企業に関する詳細な情報は把握できないため、企業が開催している説明会への参加が必要です。

昨今ではインターネット上で説明会を開催している企業が増えていますが、オンラインの説明会にもメリットやデメリットが生じます。

この記事では、来社して参加する対面式の説明会とオンラインで開催している説明について、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

説明会の種類ごとのメリット・デメリットを把握し、有意義な就職活動にできるように参考にしてみてください。

会社説明会の種類とは

まずは、就職活動における会社説明会の種類について紹介します。

対面式の説明会

一般的な会社説明会といえば、就活生が実際に足を運んで開催する対面式の説明会です。

対面式の説明会は企業の事務所で開催されるケースが多いですが、参加する人数や企業の事務所の大きさによって貸しスペースで行われることもあります。

オンラインの説明会

オンラインの説明会はインターネットの普及によって多くの企業が導入し始めており、その名の通りオンライン上で説明会を行う形式です。

事前に企業から参加者専用のオンライン環境の共有を受け、開始日時までにオンラインにログインして行われます。

企業側で貸しスペースの確保が不要であり、参加できる人数の制限が無いため、同時に数10名から100人規模で行われることもあります。

対面式会社説明会のメリットとは

対面式会社説明会のメリットは主に以下の2つです。

会社や先輩社員の雰囲気が分かる

対面式の説明会に参加して企業に訪れて社内の雰囲気を目で見ることで、自身が入社した時のイメージが湧きやすくなります。

また、説明会が企業でなく貸しスペースだとしても、先輩社員と直接顔を合わせて社員の雰囲気を肌で感じられるのは大きなメリットでしょう。

会社までの行き方や距離を把握できる

企業に入社して長く就業していくときは、週5日同じ道で通勤することになります。

オンラインで説明会を行っている企業は、面接もオンラインで行っていることもあるため、入社日まで1度も来社しないというケースも起こりかねません。

1度も企業への通勤方法や距離を把握せず、入社日になってから思いのほか遠いと感じてしまうと、長く就業することに対して不安に感じてしまうでしょう。

そのため、説明会の時点で実際に企業に足を運び、そもそも自身が通勤できる距離なのかを把握しておくことは大きなメリットと言えます。

対面式会社説明会のデメリットとは

対面式の会社説明会はメリットだけでなく、デメリットも伴います。

主なデメリットは以下の通りです。

来社する時間や交通費がかかる

オンラインであれば自宅から参加できるため交通費はかかりませんが、実際に足を運ぶことで交通費の支払いが発生し、たとえ説明会に参加するためだとしても企業側から交通費が支給されるケースは少ないため、実費になってしまいます。

特に就職活動は複数企業の説明会や面接などの選考を受け、さまざまな企業に足を運ぶためかなりの時間や交通費がかかってしまうでしょう。

時間の調整がしにくい

オンラインであれば移動時間が無いことで1日に複数企業の説明会に参加しやすいです。しかし、対面式の場合は実際に訪れることで移動時間がかかってしまうことで、時間が調整しにくくなってしまいます。

また、中には気になる企業の説明会の日時が被ってしまうこともあるため、スケジュール構成に注意しなければいけないこともあります。

オンライン説明会のメリットとは

オンラインの会社説明会

オンライン説明会は対面式説明会には無いメリットがあり、主に以下の2点が挙げられます。

参加しやすい

オンライン説明会最大のメリットとも言えるのが、参加のしやすさです。

対面式説明会は実際に足を運ぶ必要がなく、自宅からでも参加でき、スケジュールを調整しやすくなります。

移動時間が無く参加がしやすいため、対面式よりも多くの説明会に参加しやすくなります。

人数制限に漏れることがない

対面式の場合、企業側で説明会を開催する場所を準備するため、会場ごとに参加人数が限られます。

その点、オンラインの説明会は参加人数に制限が無い企業が多く、人数に漏れて参加できないというケースが少ない傾向です。

オンライン説明会のデメリットとは

オンライン説明会も対面式と同様にメリットに対してデメリットが伴います。

主なデメリットは以下の通りです。

ネット環境の整備が必要

オンライン説明会に参加するためにはインターネットの環境が整っていなければいけません。

万が一参加した時に電波の通りが悪ければ音が途切れてしまったり、画面が止まってしまったりします。

また、スマートフォンで参加すると画面が安定しづらいため、パソコンの用意が必要です。

会社の雰囲気が分かりにくい

オンラインは気軽に参加できますが、実際に企業に足を運ばないことから入社日に初めて企業の雰囲気を目にするというケースも少なくありません。

入社する前に職場のイメージが付いているか、いないかは入社後のギャップに影響を与えるため、大きなデメリットといえるでしょう。

入社意欲が高い企業なら来社して説明会への参加がおすすめ

今回は就職活動における会社説明会について、対面式とオンラインのそれぞれのメリット・デメリットについて紹介しました。

対面式とオンラインはそれぞれメリットに対してデメリットが伴うため、特徴を把握した上での選択するのがおすすめです。

しかし、入社意欲が高い企業は職場や先輩社員の雰囲気を把握しておくべきであるため、極力来社して説明会に参加すると良いでしょう。