企業選びは将来性が重要!?将来性がある業界を選ぶ重要性やこれから伸びる業界を詳しく解説!

就職活動は企業に入社するまでがゴールではなく、入社後に長く働けてこそゴールだと言えるでしょう。

企業で長く働くためには、就職活動時の企業選びが重要です。

中には初任給や距離の近さなどの条件面だけで選ぶ方もいるでしょうが、給与の高さや距離の近さが満たされていれば長く働けるという訳ではありません。

そこで今回は、就職活動において将来性で企業を選ぶ重要性を踏まえ、これから伸びる業界について詳しく紹介します。

新卒入社した企業で長く働きたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

将来性がある業界をべき理由とは?

まずは、将来性がある企業を選ぶ重要性について紹介します。

業績が安定している

せっかく入社しても企業が倒産してしまっては長く働けないため、企業の経営面における安定は必要不可欠です。

しかし、企業の経営を安定させるには、世の中からの需要がなければいけません。

その点、将来性のある業界のほとんどが世の中からの需要が高く、企業の業績が安定していることが多いです。

社会貢献度が高い

世の中の需要が高いということは、社会への貢献度が高いと言えます。

引用:@人事公式サイト「今の若者が仕事に求めるものは? 90%以上が「やりがい」や「成長」を重視」

上記の画像は、パーソルキャリアが運営する「ダイレクト・ソーシングジャーナル」が20代と30代のdoda会員を対象に仕事に対する価値観を調査したものです。

グラフから分かるように、一般的に仕事に対して給与の高さを求める方が最も多いと思われがちですが、やりがいを重視する方が多い傾向にあります。

そのため、仕事をする上で単に給与の高さだけでなく、やりがいを感じたいという人には将来性が高い業界がうってつけでしょう。

給与が上がりやすい

将来性のある業界はやりがいを求める人のおすすめと記述しましたが、給与が上がりやすいメリットもあります。

世の中の需要が高く業績が安定している分、従業員への還元が高くなりやすいです。

そのため、将来性の高い起業で長く働けば働くほど、給与が上がりやすい傾向にあります。

若くても昇格できる可能性がある

企業は売上を上げるためや規模を拡大するためには、多くの人材が必要になります。

人材が増えれば組織戦略のために社内のグループやチームが増え、管理者やリーダー職などへのポストを用意しなければいけません。

ポストが多ければ多いほど昇格しやすくなり、若い年代に人でも昇格がしやすくなるのです。

これから伸びる業界8選

明るい企業

就職活動で将来性のある企業に入社したいという方は、以下の業界がおすすめです。

IT業界

昨今では、さまざまなIT技術の開発が進んでおり、幅広い分野でのDX化に注目が集まっています。

そのため、2030年にはおよそ79万人以上の人員が不足するとされており、特に将来性が高いと見込まれている業界です。

エンタメ業界

エンタメ業界とは、テレビや映画、漫画、ゲームなどを扱っている業界です。

中でも注目されているコンテンツとして、YouTubeなどの動画配信サービスやゲームなどが挙げられます。

YouTubeは言わずもがなですが、YouTuberなどの影響により注目を集めており、日本のゲームは世界にも大きな人気を集めているのです。

半導体業界

昨今のスマートフォンやPC、5G、自動車関連の普及に伴って必要不可欠なのが、半導体や電子部品です。

新型コロナウイルスの影響で多くの生産ラインが減少したこともあり、半導体不足が大きな社会問題にもなりました。

今後のIT化に伴ってさらに需要が高まることも予測されており、将来性が高い業界の1つとされてます。

建設業界

家は人がいる限り需要がなくならないため、今後も建設業の需要は安定するとされています。

また、建設業は個人宅の建築だけでなく、国からの依頼によって橋や道路の工事を担う企業もあるため、安定しており将来性も高い業界です。

EC業界

昨今では、多くの消費者がインターネット上で商品を購入する機会が増えました。

特に新型コロナウイルスの影響で多くの業界が売上を下げている中、EC分野は売上を伸ばし続けています。

コロナウイルスが落ち着き始めている中でも、市場全体で上昇傾向にあり、今後の将来性も高い業界とされているのです。

農業業界

農業業界は、どこの企業も人手不足や後継者不足が問題になっています。しかし、農業業界でもIT技術が導入され、ロボットを活用した作業も取り入れられているのです。

また、多くの消費者が日本産の食材に安心感を持っているため、今後の需要も増えていく業界とされています。

福祉業界

日本では、少子高齢化が国全体でも大きな問題となっており、2035年には約69万人もの介護士が不足するとされています。

福祉業界の問題を解決しなければ今後の日本に大きな支障が出るため、国が福祉業界に注力していることから、福祉業界の需要は今後伸びていくとされているのです。

医療業界

少子高齢化に伴って医療業界の需要も増えていきます。

医療分野でもIT技術が導入されており、日本だけでなくさまざまな国々でも医療業界の技術開発に注力しているのです。

また、医療業界は建設業と同様に「人がいる限り需要が止まない業界」ということもあり、将来性が高い業界とされています。

長い目で見た業界選びで人生を安定させよう

今回は就職活動において、将来性が高い業界を選ぶ理由を踏まえて、今後も伸びる業界について紹介しました。

昨今では、起業しやすい環境になっている反面で、倒産の危機に陥っている企業も多いです。

自身の人生を安定させたり、好きな仕事で長く働いたりするためには、企業の安定性や将来性は必要不可欠と言えるでしょう。

入社後の失敗を回避するには就職活動時の企業選びが重要であるため、皆さんも将来性が高く長期で働ける企業を選ぶことをおすすめします。