場所や給与だけじゃない!?自分に合った企業の見つけ方とは

就職活動において、入社する企業を探す際には「勤務先の場所」や「給与」面などの条件で探す方が多いでしょう。しかし、条件面だけで企業を選んでしまう際はさまざまなデメリットがあります。

そこで本記事では、就活生が企業選びで条件面だけで見て選ぶ際のデメリットを踏まえ、適切な企業の見つけ方について詳しく解説していきます。

就職活動の際に条件面だけで企業を選ぶデメリットとは

就職活動において、勤務地や給与などの条件は重要な要素ですが、条件面だけで企業を決める際には以下のようなデメリットが生じます。

価値観が合わないことがある

1つ目のデメリットは、企業との価値観の相違が生じやすい点です。

同じ業界で同じような商品やサービスを扱っていたとしても、企業によって社風や理念が異なります。そのため、条件が良くても自身の価値観と合わないケースがあるのです。

営業職を例に挙げると、給与やインセンティブが高い求人を見て条件面で選んだ場合、入社した後に想像していたよりも体育会系で自身の希望していた働き方とは相違が生じるケースがあります。

このような価値観の相違が生まれることで、長期就業を不安に感じてしまい、早期退職に繋がりかねません

仕事にやりがいを感じない

2つ目のデメリットは、仕事へのやりがいを感じないケースがある点です。

仕事内容よりも条件面で求人を選ぶと、高い給与を得られたとしても仕事をしていく中でやりがいを感じられず、仕事の時間が苦痛に感じてしまうことがあります。

仕事は1日のうち約3分の1の時間費やすため、仕事の時間が苦痛になってしまうことで、心身共に負担が大きくなってしまうのです。

より良い条件の会社に転職したくなる

3つ目のデメリットは、入社後により良い条件の求人に魅力を感じてしまう点です。

就職活動の際にさまざまな求人を見比べて、より良い条件の企業に入社を決めたとしても、入社後により良い求人が出ている可能性が高いでしょう。

その際に、今の職場に魅力を感じなくなり、転職をしたいと感じるようになってしまうのです。

就職活動で自分に合った企業を見つけるための方法とは

先述したように、就職活動の際に条件面だけで企業を選んでしまうと、さまざまなデメリットがあります。そこで、自身に合った企業を見つけるためには以下のような点に注意するといいでしょう。

1、自分のやりたい仕事を選ぶ

1つ目は、自身のやりたい仕事を選ぶ方法です。

自身のやりたい仕事を選ぶことで仕事への意欲が高まり、日々の業務にやりがいを感じるようになります。仕事は1日の大半の時間を費やすため、仕事が充実することで、プライベートにもプラスの影響が出やすくなるのです。

2、企業や業界の将来性で選ぶ

2つ目は、企業の業界や将来性で選ぶ方法です。

条件だけで選び、目先の収入だけで判断してしまうと、将来への不安を感じやすくなってしまいます。そのため、入社後にも安定した収入を得られるように、企業や業界の市場規模やニーズをもとに、将来性を視野に入れるといいでしょう。

3、人や社会への貢献度が高い仕事で選ぶ

3つ目は、人や社会への貢献度で選ぶ方法です。

人や社会への貢献が実感できる仕事をすることで、自身が仕事をしている意味を見出しやすく、仕事へのやりがいを感じやすくなります。また、人や社会への貢献度が高い商品やサービスを提供している場合、企業や業界としての将来性もある可能性が高いです。

4、社風が合った企業を選ぶ

4つ目は、社風が合っている企業を選ぶ方法です。

入社後に長期就業をするためには、職場の雰囲気や企業理念などの社風とマッチしていることが大きく影響します。特に、プライベートでも飲み会や遊びに行くほど職場の人間関係が良好であれば、仕事だけでなく、プライベートも充実しやすくなるでしょう。

就職活動では目先の利益よりも将来性を重視しよう

今回は、就職活動の際に勤務地や給与などの条件面だけで入社する企業を決めてしまうデメリットや、自分に合った企業の見つけ方について解説しました。

企業に入社後、長期で就業するためには条件面を重視することは重要です。しかし、条件面だけで企業を選んでしまうと、将来的にデメリットが大きく、早期退職に繋がりかねません。

そのため、条件面を踏まえ、自身が長期就業するために必要な要素を見返してみるといいでしょう。